以前ツイッターでこのような画像が回ったのはご存じですか?
出典:≡ちねぴっぴ≡ @a0chine
とにかく明るい安村さんのネタをもじったこの横断幕、2015年当時1万リツイートを超えて話題になりました。この横断幕に限らず沖縄では同窓会の告知を「横断幕を道路に掲示する」という方法で行うことが多いんです。
あなたの知らない横断幕王国、沖縄。今回はそんな沖縄のおもしろ横断幕をお伝えします。
沖縄の横断幕文化
沖縄には上でご紹介した横断幕の他にも楽しい同窓会告知がたくさんあります。
こちらは有名小説の題名をもじった横断幕。
出典:あげな中21期同窓会
永遠のティーンズ。
「彼もハゲましたよ!」と同じ北谷中学校で、8期上の同窓会告知です。ネタが昭和に遡りました。北谷中学校には面白い横断幕を作るDNAが受け継がれているのかも知れません。
出典:神森中学校13期同期会
なぜ沖縄では同窓会の告知を横断幕で行うことが多いのかといいますと、そもそも沖縄にはイベントや店舗の広告を交差点や歩道橋などに横断幕で掲示する文化があるからなんです。
こんなイベント告知も…
出典:DEEokinawa
専門学校の生徒募集も…
出典:DEEokinawa
沖縄では漫画喫茶で日替定食が食べられます。
出典:DEEokinawa
これら全て横断幕で告知してあります。
沖縄に横断幕が多い理由
どうして沖縄にはこれほど横断幕が多いのでしょうか。不思議には思いませんか?
その理由としては
- 横断幕の作成が安価
- 手軽に取り付け・取り外し可能、台風が来たときにも取り外しやすい
- 沖縄は車社会なので、道路沿いに出す横断幕の広告効果が高い
といったものが考えられます。言われてみればたしかに合理的です。
特に、「台風が来ること」「車社会であること」は、全国の中でも沖縄に横断幕が特に多いことの説明となっています。
台風は分かるとして、沖縄ってそんなに車社会なの?と疑問に思う方もおられますよね。沖縄県が車社会なのがよく分かる例を挙げましょう。
沖縄県には浦添市という人口11.4万人の都市があります。平成27年道路交通センサスの調査では、浦添市内で平日の24時間交通量が最高84797台を記録しました(国道330号線)。一方、本州の同じく人口11.4万人の都市、静岡県掛川市では同年の道路交通センサスで同条件の道路交通量が最高56925台でした(国道1号線)。
もちろん調査地点のうち最高交通量を記録した場所のみを取り出して比べた数値なのですが、国道1号線が国内の三大都市圏を結ぶ幹線道路であるということを考慮すれば、沖縄県の道路交通量は非常に多いことがお分かりいただけたのではないでしょうか?当然、道路に広告を出す効果も高まります。
まだまだ広がる?横断幕活用の可能性
しかし、考えてみれば本州にだって台風は来ますし、道路交通量もなかなかのもの。安価で手軽な広告・告知媒体である横断幕の特長は、沖縄に限らずどこでも発揮できるのではないでしょうか?
例えば1分に一人が通る公道に接して横断幕を設置した場合、1年でどれだけの人の目に触れるかをざっくり計算してみると、1時間60人×12時間(日中)×365日=262800となり、のべ26万人以上です。道路に掲示する横断幕を作成する値段は高くても5万円。仮に横断幕制作費用を5万円とすると、1000人あたり広告費用は約192円となります。これは読売新聞の一面題字横の広告枠と同じくらいのコストパフォーマンスです。さらに、道路の交通量が上がったり、横断幕制作費用が下がったりすると、コスパは更に上がります。これを活用しない手はありませんね!
まとめ
いかがでしたか?今回は沖縄のおもしろ横断幕と、その背景となる横断幕事情をお伝えしました。沖縄での横断幕活用事例を見ると、横断幕の可能性はまだまだあるのではないかと考えさせられます。皆さんも横断幕を活用して告知や広告の可能性を広げてみてくださいね!
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