UVプリンタは、多様なメディアに印刷できる機械として大変便利です。しかし、いろいろな素材に印刷しようと考えると必ずぶち当たるのが印刷メディアの形状の壁。企業のノベルティとして定番のボールペンやゴルフボールなども、素材的にはUVプリンタで印刷できるのですが、形状が丸みを帯びているため印刷が難しくなってしまいます。
今日はそれでも球面に印刷したい!とお考えの方に向けて、UVプリンタの球面に対する印刷範囲を調べてみました。
UVプリンタの印刷許容域
UVプリンタの高低差における印刷許容域は2mm。それ以上の高低差のある場所に印刷してしまうとインクが飛び散り正常に印刷できません。
「UVプリンタの印刷可能領域は高低差2mm」を基準にして、一般的な印刷メディアにはどのくらいのデータ幅で印刷できるのかを調べてみました。ちなみに、データ幅とは「印刷データを作る時の幅」と考えてくださいね。
まず、企業のノベルティ人気No.1のボールペンから見ていきましょう。
ボールペンに印刷する場合
- 直径
- 印刷可能なデータ幅
- 10mm
- 7.5mm
- 9mm
- 7mm
- 8mm
- 6.5mm
- 7mm
- 6mm
- 6mm
- 5.5mm
- 6mm
- 4.5mm
こちらのボールペン、太さによって印刷可能幅が違います。一般的な太さごとに、印刷可能領域を調べてみました。
ゴルフボールに印刷する場合
- 直径
- 印刷可能なデータ幅
- 42.67
- 18mm
まとめ
案外広いな、というのが今回調べてみた私の感想だったのですが、いかがでしょうか。
ボールペンやゴルフボールはしばしば作る機会のあるノベルティです。印刷可能なデータの幅を知っておけば、いざという時にノベルティをきれいに印刷してお客様にお渡しできます。丸みを帯びた面に印刷するときは少し注意してデータの幅を作ってみてくださいね!
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